透明なガラス製品も陶器やプラスチックなど不透明な製品と彩色の考え方や手順は同じです。
すなわち物体の面に沿って筆を運び、立体感を出していきます。
まず塗り残すハイライトの位置をあらかじめ決めておきます。
光の反射や映り込みはとても複雑なので、そのすべてを絵に反映させようとすると大変です。この写真の場合、3か所に絞って設定しました。
※彩色の過程で塗り残すはずの所に色を塗ってしまっても、後で白のガッシュ(不透明水彩)でリカバーできます。