詳しい講座内容
スケッチ上達の技法&秘訣
3月2日、横浜スケッチ教室初の屋内講座の要約です。
「スケッチのときに必ず登場するけれど、どうやったら上手く描けるのかがわからない。」と、多くの方がおっしゃるものの代表例が「空」と「樹木」です。
まずその2つの塗り方のコツをお伝えし、次に季節がら「桜」のちょっと変わった描き方をご一緒に練習しました。
このシートでは色味の異なる2色の青絵の具を使い、グラデーションで空全体を塗りました。
大きめの筆に絵の具を多く含ませて一定方向に塗っていくことで、広い面積を均一の色に仕上げることができます。
この技法を「ウォッシュ」といいます。
ウォッシュで塗った絵の具が乾かないうちに、ティシュペーパーを使って一部を拭い取ると雲を表現することができます。
針葉樹と広葉樹の描き分けは、まずシルエットの違いを意識することから始めます。
針葉樹は基本的に円錐形のフォルムをしており、広葉樹は全体的に丸みを帯びていてブロッコリー状の形体です。
光がどの方向から当たっているのかを絶えず意識しながら色の濃淡で樹木の立体感を表現していきます。