詳しい講座内容
質感の表現・本物のかぼちゃとフェイクを描き分けましょう
●本物のかぼちゃとフェイク(陶器)のかぼちゃの描き分けのポイントは着彩の仕方にあります。
つまり、陶器の場合は使う色の数を絞り、光沢や面の向きを意識しながらサッと塗って仕上げるのに対し、
本物のかぼちゃは、面の向きを大切にするのは同じですが、重ね塗り(重色)をして立体感や質感を表現します。
②拾い上げた色のチャートを色の薄い順に並べ替え、薄い色から塗っていきます。
まずは明るく薄い色をベースとして塗ります。
モチーフを究極に単純化すると、基本図形=球体だと捉えられますので、ベースの色で重ね塗りして球体の立体感を表現します。
◯フェイクのかぼちゃ
①モチーフをよく観察し、目に入った色を画用紙の隅に小さく塗っておきます。
工業製品なので複雑な色みの変化はなく、塗装に使われている色の数も少ないので、抽出する色も4~5色で充分でしょう。