詳しい講座内容
横浜春のスケッチ①~伊勢山皇大神宮の桜
桜は何と言っても春の風物詩です。
けれど、年によって開花の時期が1週間くらいは変動するものです。
そこで横浜スケッチ教室では開花未満の桜をまずスケッチし、満開になってから桜を描き込むという手法を採りました。
以下、その手順をご説明します。
先に桜以外の箇所を塗ってしまいます。
桜の花と空の境目は青で、注連柱(しめばしら)の奥はグレーかグリーンでまず線を引いて、桜の範囲を確定させます。
その際、線をあまり濃く(強く)引きすぎると、後で広い範囲にそれと同じ色で塗り広げていくのが大変になるので、最初はなるべく薄く、桜との境がわかる程度に引いておくとよいでしょう。
いよいよ桜の彩色です。
もちろん淡いピンクの色を塗っていくのですが、決して木全体にピンクを塗らないでください。
桜、特にソメイヨシノの花弁はほとんど白といってよいほど淡い色なので部分部分にピンクをにじませる程度でも充分です。